クレジット・危機の影響:スケジュールが増大するにつれ、投資家は国債投資には疑い深くなる。(その2)

投稿者: whitegru3

もうひとつ、もっと広く報道されている圧力の兆候では今週の米30年債入札があった。中銀からの需要がが大幅減少していた。重大な買い手のグループである。

Bloombergから:Treasuryは下落。30年債が先導。米債券発行額が増えるという不安の真っ只中、政府$10Blnの発行には投資家は避けた。

Bond入札は前日の$20Blnの10年債の発行に続いた。2つの入札合計$30Blnは、少なくとも1990年以来最高額である。

『現在の相場状況ではわからない要因が多すぎる』Cabot Money Managementのポートフォリオ・マネジャー William Larkin氏言う。『みんな短期債に安全な資産を探してている。』

Bond入札のフォーキャストは利回り4.224%で決まるだろう予測されていた。(7債券トレーディング社からの予測)落札倍率は2.07、これも2006年からの過去9回の平均の2.19を下回った。

顧客落札額(中銀を含む)はわずか18%、前回の入札の43%から下落。

Treasuryの$10ロングBond入札結果は納税者にとって正真正銘大失敗。10Bpsのテールが付いた。入札結果前に取引されていた水準と実際に落札された利回りの差が10Bps。平均入札利回りは市場水準からおよそ10Bps低かった、と言うことで高くついてしまった。1Bpsが5.5 /32nd。ということは10Bpsは55/32nd。と言うことで$1MlnのBondごとにTreasuryには$17,187.50高くついてしまったことになる。

$10Blnは10,000Mlnだから、これに$17,187.50をかけると納税者は$175,000,000の負担となる。

余談で、Treasury 入札手順がこの種の結果を強制的に生み出す。TreasuryはDutch Auction(競売)を使い、Bond入札で落札された人はみんな一番高い利回りを受け取ることになる。この発行は4.2%で取引されていた。

大げさな例を使ってわかりやすくすると、たとえば$10Blnの発行の内$9Blnが4.2%のBidを入れていたとすると、そして4.2%から4.3%の間は何もBidがなかったとする。奇跡的に4.31%に$1Blnのビッドが入った。

このあまり普通ではないケースで、4.2%でBidを入れた人は4.31%で落札されることになる。みんながこの発行を安い値段で落札したことになる。リスク回避の環境下ではこのような入札結果が多発する可能性が増えてくる。

さて今週のG20だが、これは中国のお気に入りの課題で、準備通貨である$から離れることが必要であると意見聴取されると、$にはマイナス要因となる。$とTreasury は同じ方向に動く傾向が強い。しかし、これが最初に見た悪い入札ではなく、もしこれが単発の事件でなくなると、多くの中銀を取っているストラテジーにとってとても悪い前兆である。

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