ゴールデン・クロス?

投稿者: whitegru3

Dundee SecuritiesのストラテジストMartin Roberge氏がゴールデン・クロスを説明

今週に起きたS&P500のゴールデン・クロスについてのプラス要因はすでに述べられているが、ダウンサイドのリスクについてはあまり注目がなく、通常、ゴールデン・クロスは平均を上回る株式市場の実績が先に続き、歴史上の記録からもまだ相場の弱点は残るとされる。実際、われわれの分析では、今週のゴールデン・クロスにもかかわらず、3月時の安値を再度試さない可能性はぜろには等しくない。しかしゴールデン・クロスについての意味合いを正しく明白しておきたい。

ゴールデン・クロス(GC)とはインデックスの50日移動平均線が200日移動平均線(MA)を上回ってくるときに発生する。今回のGCは200日MAが下降傾向の中にあり、このようなクロスが株式の実績にどのような影響を及ぼすのか見てみたい。更にNBER(全米経済研究所)によって確認されたリセッション時に起きたGCの時のエピソードを調査してみることにしよう。S&P500のフォワード・実績は下のグラフに示されている通りである。

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重要な観測は:

1) リターンはプラスにゆがんでいる、1年平均12.9%、

2) GCがリセッション時に発生した場合、平均リターンは26.4%に上昇し、これはリセッションでない時期の2.1%と比 較される。

3) リセッションを通じて、S&P500の1年間のダウンサイド・リスクは―0.6%、リセッションでない時期で―18.3%

4) リセッション時の年内でのダウサイド・リスクは―15.1%に増えるが、そうでない時はそれ以上の―24.0%にも上る。

5) 1932年と1938年を除いて、リセッション時のGCからのダウサイド・リスクは―4.7%におさまっている。

しかし日足のデータを使用すると、3番目のグラフにS&P500のリセッション時最高・最低実績の記録されている。6月に23日に(GCの日)インデックスは895で引けている。もし1932年と1938のGCのケースを辿ることになるとこれから6ヶ月のダウンサイド・リスクは783、とそして674になる。

結論:GCの出現は株式にとってプラス要因であるが、多くの業界の専門家は3月の安値をもう一度トライするだろうということを述べることを言い損なっている。

わたしはいつも人々にテクニカルの要因を道具として使うことを推奨してきているが、決してテクニカルの合図だけに頼るべきではない。

今週にもう一つ興味深いコメントが有名な投資家Jim Rogersが、ショート・ポジションの保持は何もないと発言した。

Jim Rogersが木曜日に、長引いて経済問題が継続することが推測され、買いの価値があるものが見られないが、空売りもしない。

彼は前回のコメントをリーピートし、US$売り、商品市場買いが最適な投資であると繰り返し言っている。

『私は人生初めてショートポジションを保有していない。』Quantum FundのGeorge Sorosの共同創立者はシンガポールのロイターで発言した。『その反対に、何も買いに値するものも見当たらない』

彼は、米国と英国は政府の巨額の借金が自国の通貨を苦しめ、この先の問題を導くだろうと言った。その反面、彼はカナダ$を彼の一番健全な投資物件として選択した。

『私は£からは手を引いた、米国$からももうすぐ手を引く。』と言い、商品が最高の投資場所であると繰り返した。金属市場が今年には株価の上昇を上回っているように、ソフト商品が長期投資の見込みがある。

『私は翌数年はストックブローカーより農場の経営をしたい。一緒に育った同僚たちで農業経営を携わる人がいないため、農民が不足している。』

Rogers氏はシンガポールに住んでおり、1970年にQuantum Fundを共同創立し、翌10年で4,200%の業績をあげそれ以来そのファンド閉鎖された。(S&P500インデックスの50%実績と比較される)

『もしあなたがロンドンに住んでいるなら、あなたは間の悪いときに間の悪い場所 に居合わせているため東に移動するべきである』

私もRogers氏の金融サービスの『黄金期』は過ぎたということに同意する。私たちはこの業界の長引くベアーマーケットに突入した。

しかし彼がただ唯一商品のみに投資すると言う発言にはややめくらで先入観にとらわれている、長期的議題は下記の項目に注目すべきである。

  • インフレーション・デフレーション
  • 代替 エネルギー(ソーラー、ウインド、核)
  • Chindia(中国&インド)
  • インフラ
  • 新テクノロジー(ナノテック、Etc)
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