ギリシャ危機が”グローバル・マージン・コール”の前兆となるのだろうか?

投稿者: whitegru3

Telegraphから:Greek Ouzo crisis escalates into global margin call as confidence ebbs

Barclays Capitalはこう言う、ギリシャの純外部負債はGDPの87%である。(叉は€208Bln)。スペインはもっと悪く91%(€950Bln)。ポルトガルはそれよりも悪く108%(€177Bln);アイルランドが68%(€123Bln)、イタリアが23%(€347Bln)。東欧のバブルと海外負債を合わせると€2兆を超える。

その規模は米国のサブプライム/Alt-A冒険そしてGreenspanの軽い気持ちの試みの種々雑多のCDOとSIVSに一致する。その類似点は欧州が認めるよりもっと近い。ちょうどBenelux (ベネルクス諸国の)ファンドとドイツのLandesbankenがAAAの輝きでサブプライムの高利回りを購入したように、そしてスペインのCedulasも安全といううわべで購入した。-それでスペインの不動産ブームは世界的記録で崩壊したのに。彼らはEMUがリスクを除外したと思った:それはただ単に外貨リスクをクレジットリスクに変えただけだった。

地中海クラブの多額の借金はもうすぐ再投資される。Capital Economicsがこう言う、今年償還する債券の割合はギリシャ(12%)よりスペイン(17%)のほうが高い。それでもスペインの致命傷はモーゲージ負債である。

このリスクはEMU版のメキシコのTequila危機または1998年のアジア危機に同等のもである。

Evans-PritchardとSimon Johnsonの両方とも、この圧力に対してのG-7の応答は十分でないと言っている。まずはJohnsonから:

今週末の全体の意味のないG-7会議は、欧州が再び深刻な経済危機に突入すると言う事実に重視したと言うことだけである。

裕福な欧州諸国は何もしていない。-圧力がかかっている国々はすばやく予算を削減するよう指摘しているだけで、ある意味で政治的に実行不可能であるといってる。このような緊縮財政を助長することが1930年代の世界大恐慌の始まりとなった。

IMF(国際通貨基金)は第2次世界大戦後に特にこのような状況を再発することを防ぐために設置された。

IMFの専務理事Dominique Strauss-Khan氏は木曜日にフランスのラジオ放送でIMFはギリシャを救うための準備はできていると言った。しかし彼もそれは希望的観測だとわかっている。

IMFに助けを求めることはかなりの汚名を伴う。欧州政府はそのような手段をとることを望んでいなく、それが最終手段となる可能性が高い。

IMFは“balance of payments”(支払い差額)融資しかできない。それは現在の連合のユーロのなかにある国には適用されない、それでは自由に変動し経常収支問題がなく、重要な問題は予算だけである。

ギリシャとたの弱小欧州諸国はユーロ・ローンが必要であり、他の通貨ではだめである。もしIMFがユーロを融資すれば、それは疑いなく厄介なことである-これがECBが管理すべきことであるから。

ギリシャをIMFに送ることはIMFの資源であるようにいくつかの国際的”burden sharing”(負担の分担)の結末となる-世界中のすべてのメンバー諸国から-EU資金だけでなく一列に並べられる。しかし米国はIMFを通じて負担の分担をする意欲があるだろうか?これまでも、欧州は長い間弱い国々、今ではPIIGS(ポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャ、スペイン)として知られる、の問題に対応することに拒否して来ているのに。このような提案がIMFに持ち込まれたら中国はどのように対応するだろうか?

欧州は本当にIMFとその何らかの厄介な規制を巻き込みたいのだろうか-これはかなりの大掛かりの名声の損失となる。そしてそれはいくつかの思い道理に行かない結果を導くことにもなろう-IMFと米国財務省(とLarry Summers)が必要な政策の条項を持ち出してくるかわからない(1997~1998年の韓国のように、良い経験ではなかった)。EUは今回の東欧の交戦でIMFをうまく取り扱った(EUの観点から見て)、しかしそれはEUの裏庭として見られている。もし欧州圏が問題になれば、誰もがもっと注目をしてくるだろう-甘い約束はもうなしだ。IMFは東欧の諸国に過去2年間すばらしい配分を与えた(IMFの基準から)。これがPIIGSと中期財政将来の信頼の回復を意味するうえで金融市場と一緒に飛ぶことができるだろうか?

IMFはPIIGSのすべてを補強するために十分の資源が本当にあるのだろうか?

IMFは前向きに“technical assistance role”(テクニカル的な援助の役目)としてEC(欧州委員会)と一緒に動くことが可能である。がしかし誰もがこれを控えめな姿勢にしておきたい。

IMFはそれほど重要な方向で助けることができない。そして強いEU諸国は助けることを望んでいない。-ある一部ではそれは厳しくいきたいという言うことでもあるが、条件付の援助を提供する効果的なメカニズムがないからである。条件なしの救援は簡単である-小切手を送ればよい。援助パッケージを構成することはドイツ有権者のサポートを獲得することになる。-ドイツの現在と将来の税金が危険にさらされ-それはかなり複雑である。

金融相場はこれをすべて知っていて、先週は刀を尖らせていた。今週に入り、広い範囲に渡る欧州資産の売り圧力が見られることだろう。

そしてEvans-Pritchard:

EUは厳しい言葉と1ヶ月の最終期限のより厳しい経済緊縮以上は何もギリシャには提供せず-ある意味で立派である-それがどれだけ早く信頼が衰退してくることに判断を間違えている。ギリシャのドラマはすでに広範囲に渡るシステム危機に転移した。

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