利上げ

投稿者: whitegru3

今週はいつも以上に『利上げ』という言葉を耳にした。6月1日にはカナダが前日二発表された予想以上の強いGDPも含め25Bpsの利上げをした。すでに前回の政策会議で6月の利上げは織り込み済みだったためか市場での驚きはあまりなかった。これはG-7 の中の国では金融危機以来最初に利上げに踏み切った。このニュースに引き続き、米国でも強い景気指標の発表がたて続いた。5月ISMの数字も4月から若干鈍化はしていたものの雇用部門の伸びが大きかった。更に建築支出の伸び、中古住宅保留販売件数の上昇、そして自動車販売、特にGMの販売台数が前年比で16.6%の伸びを見せたところまで行くと、ちょっと待った、後ろで座っていた金融商品のセールストレーダーがいきなり大声で叫んだ『不景気はぶっ飛んだ、これで好景気が戻ってきた。』なんと楽観的な人?民族なんだろう。そこで次に読んだ記事にこんなことが書いてあった。自動車売り上げの裏には隠れたシナリオがある、それは現在フォークロジャーで家を差し押さえられて明け渡しを待ったいる住民の多くがその期間で貯めたお金を使ってバーケーションに行ったり、新車を購入したりしているという。確かに今までこのフォークオージャーのプロセスが平均250日であったのが今はその過程が430日近くかかってしまう。そのためその期間でモーゲージに支払わなければいけなかったお金が自由になり消費に回すことができるようになったというのである。又これもおかしな話で、その期間で節約できたお金を貯蓄しておくの当然なのだがアメリカ人のメンタリティーは少し違うのだろうか?今週の金曜日には5月雇用統計の発表があるがその数字は今まで比べかなり大幅増加が見込まれているのは国営調査の採用がその大半を占めていることもある。そして今日はアトランタFedのLockhartが失業率が高くても利上げをするかもしれないと直前にコメントをしていた。

さて実際に米国が利上げをするとなるといつになるのだろうか?これは誰も知りたい答え出るが。まず声明の中で使われている『Cosiderable Period』とはどれだけの期間のことを言っているのだろうか?

2003年にの時にこの“Considerable Period”(長期間にわたって)の言葉が使われた時を見てみると:

*        2003年6月25日金利を1%に下げた、失業率は6.3%で天井をつけた。

*        2003年8月12日:『(FOMC)委員会は緩和政策は長期間に渡って保持できると理解する。』失業率は6.1%

*        2003年12月9日:“Considerable Period”の言い回しを使った最後の声明。失業率は5.7%。

*        2004年1月28日:委員会は緩和政策を取り除くことに慎重になっている。失業率5.7%

*        2004年5月4日:『委員会は緩和政策は測定される可能な限りで除外される。』失業率は5.6%

*        2004年6月30日:FOMCはFFレートを25Bps引き上げた。失業率は5.6%。

よって“Extended Period”は言い回しが変わった後多分6ヶ月プラスぐらい-次の会議6月23日と24日であるから、金利引き上げが一番早くても12月(かなりのイン フレ上昇と失業率の急速がないとして)

FFレートと失業率:

1990年初期には、Fedは金利を引き上げる前に失業率が天井つけた後1年半も待った。失業率はFed が金利を引き上げる前に7.8%から6.6%に下落した。

2003年の失業率ピーク6.3%に続いて、Fedは金利引き上げまで1年待った。失業率は金利引き上げまで2004年の6月には5.6%まで下落 した。

そのほかの条件はあるが、もし失業率が2009年の10月に天井を付けたとしたら、-そしてそれに18ヶ月をたして-そうするとFedは早くても金 利引き上げには2011年初期になるだろう。多分Fedは失業率が9%近くになるまで“Extended Period”を取り除くのをを待つだろう、そして失業率が8%破れるまで金利引き上げはしないであろう。

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