今日の一言(6月6日)

投稿者: whitegru3

金曜日の株式市場を引き下げた要因は3つあった。ハンバリーデフォルト騒ぎ、大手フランス銀行SocGenのデリバティブの損失のうわさ、そして予想より悪かった雇用統計。あえて雇用統計について触れる必要はないと思う。前々から労働省のBirth/Deathモデルを理解することは困難でその数字の正確さにも不信がある。ハンガリーについていうと、時間の問題だと思っていたところもある、しかし東欧州の悪い話が出てきて東欧州の玄関口であるオーストリアが危ないということになると話は別であるが。

私の注目を引いたのはSociete Generaleの話だった。2008年の初旬に株式デリバティブとCashの株価とアービトレーションでおよそ€4.9Blnの損失を出したトレーダーJerome KervielもSocGenからだった。ベアースターンズ、Lehman Brothersがまだ健在でその時点では金融市場を動かす大騒ぎだったことを覚えている。あれから2年そのJereome Kervielの裁判が今週から始まる。これが前回のように世界金融危機に導いた前兆であるとしたら。そこでGoogleで検索をしていたら2009年11月にSocGenは『ユーロは継続して上昇するだだろう』という見方を出していた。$1.4860のレジスタンスを抜け次のターゲットは$1.5290を目指していると書いてあった。確かにチャートを見てみると2009年11月にユーロは$1.5139の高値近辺まで上昇しそこからは右肩下がり。

週末のG-20 の話を読んでいた、欧州勢と少数派の米国勢とは行き違いがる様だ。Lagardeフランス財務相は『国家財政を改善していくことが多数派の第一優先で、少数派は経済成長促進を押している』と意見の食い違いをこのように現していた。

もう一つ先週からのニュースでイランが国の準備金を現在ユーロで50%保持している割合を9月までに3回の段階を得て20~25%まで削減する、その額は€45Bln。

€/$のパリティーまでの距離も徐々に近づいてきている。

するとソロスが£を売り崩した時その時のイングランド銀行ナンバー2のEddie Georgeの話が書いてあったのを読んだ。彼は1%の利上げで投機筋をふるい落とすことができると甘く考えていたようだ。実際2%の利上げ発表後にもロイタースクリーンの為替レートは身動きもしなかったという。その場で状況を伺っていた金融コンサルタントのDavid Smickは『Eddie Georgeが£の価値を押し下げたヘッジファンド売り圧力の重さを理解しているのだろうか、雪崩が起こっているもう止めるには遅い』と言っていた。

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