不吉な金利セールスマン

投稿者: whitegru3

数日前から弊社のトレーディングフロアに入社した金利のセールスマンがいる。早朝から色々情報をブルンバーグで送ってくれる。今日はその人間と会話をする機会があり債券市場と景気について少し話し合ってみた。

まず何が不吉かって、以前Lehman Brothersで働いていて最後までLehmanと共にしたという事で、なんと誕生日も9月の11日。

さて本題に入ると私も彼も景気成長の見通しは悲観的。住宅市場も長期間停滞するということ。昨日のベージュブックにも初めて”Shadow Inventory”について書かれていた。これは改善ではなくこの先悪化していくことを確認してきているのではないだろうか。バーナンケ議長も失業率は長い間改善しないだろうと認めている。これから見てもFedの利上げは少なくとも今年中にあると考えるのは少し早すぎるのではないだろうか、私と彼の意見は一致。確かFedの中でHoenig知事のように利上げ派が圧力をかけているが現状では少し無理がありすぎる。更に欧州の情勢もこれから上を向いていくよりは下の可能性のほうが高い。これも同意。

そこで彼が持ち出したチャートがひとつ。Treasury の2年/10年イールドカーブの過去3年ヒストリカルチャートで斜めの右肩上がりのラインが現在240Bpsでサポート作っている。過去3年間続いたイールドカーブのスティープニングもこのサポート切ってくるとトレンドが大きく変わりここからはフラットニングが主導で、2年債の利回り現在の0.77%はもうこれ以上は下がる余地がない。下がるとしたら10年の利回り現在3.3%からこの夏は2%台へ突入。何がこのメジャーフラットニングトレンドへのシフトの引き金を引くことになるだろうか。その要因となるものは十分あると思う。

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