悪いニュースは風邪のようなもの

投稿者: whitegru3

悪いニュースは風邪のようなもので、他人にうつせば自分の病気は軽くなるようなもの。

今回も先端を走ってメディアからたたかれていたGoldmanも風邪を欧州に感染させ、その欧州の風邪も先週末にはメキシコ湾にインフルエンザとして飛ばした。しかしいつも雨が降っている訳には行かない。そこでその雲の隙間から晴天をもたらしたのがシカゴのアイスホッケーのチャンピオンのブラック・ホークス。かつてシカゴではブルズ、ベアーズ、ソックスなど優勝のパレードに観衆が集まったが、今回は過去最高200万人がシカゴの町に押し寄せた。スポーツは素直に喜びを分かち合える。スポーツバーでゲームを見ていても見ず知らずの他人とハイファイブをしたり、一緒に泣いたり怒ったりできる。

そんな感じで市場も悪材料から気をそらせる隙間が少しできた。

さてこの雲の隙間から一瞬の光も週末を開けて待っているものは嵐かもしれない。週末のバロンズの記事での大手Wall Streetアナリストたちのセンチメントがかなり強気であることに不安を感じた。誰一人としてベアはいない。S&P500のターゲットも8%~26%上昇とかなりの余裕。その反対にCitigroupの統計では投資家の60%が10年利回りは翌3ヶ月3%~3.5%を見ていると言う。更にCFTCのデータでは3月中旬から投機筋の10年債売り建て玉は最低水準だという。これは何を意味してるのだろうか?このサーベイでも半分以上がFedの利上げは来年の第3第4四半期まではないと見ているところが多い。それで市場での不透明要因があるため安全な資産に資金を移す。あのソロスでさえ金が逃げ場と見ている。先週発表されたECRIの景気先行指数もマイナス圏に入ってきた。

来週は2つの住宅市場が発表されるが、4月に期限切れとなった住宅購入者への税金控除の影響が現れ始めてくるだろう。すでにMBAのモーゲージ購入申請件数はすでに急激な下落を見せてきている。

今度風邪をうつされるのは又米国住宅市場かもしれない。

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