今週の予定

今週は忙しい週になりそうだ。主要な経済指標は水曜日に発表される6月小売売上高である。

月曜日:6月Ceridian-UCLA Pulse of Commerce Index(ディーゼル油消費)そして10時にはFed議長BernankeがFedの小規模ビジネス・フォーラムを開き、小規模ビジネスの資金融資ニーズに視点を置くAddressing the Financing Needs of Small Businesses

火曜日:National Association of Independent Business(NAIB)が6時半(シカゴ時間)に小規模楽観度サーベイを発表、7時半には5月貿易収支で、コンセンサスは若干赤字縮小で前月の$40.3Blnから$39Blnへ。そして5月の求人数と転職率サーベイ(JOLTS)が9時に発表される。このレポートはこれまで労働市場で転職率があまり見られていないことを示している。

水曜日:6月月次小売業売り上げが7時半、コンセンサスは0.2%下落(自動車を除く:が変わらず)、そしてMBAがモーゲージ購買指数を発表し、これは税金控除が期限切れになってからかなり弱い傾向でそれでも、借り換えはモーゲージレートが下落してきて活発である。

さらに水曜日には9時に5月製造業/貿易在庫・売り上げレポートが発表される。このレポートから在庫調整はかなり終了に近づいてきたと見られる。1時にはFedが6月23日のFOMC会議の議事録を発表する。

木曜日:新規失業保険申請者件数で、コンセンサスは45万4千件から44万5千件へ減少。そしてPPIが7時半で、コンセンサスは若干の上昇。さらに7月エンパイヤーステート(NY州)製造業サーベイが7時半に発表される、コンセンサスは6月から若干の減少。

そいて木曜日にはFedが6月の鉱工業生産/設備稼働率を8時半に発表する、予測は生産が若干の減少で稼働率は5月の74.7%から74.0%へ。もしこれが正しければ、2009年6月以来初めての下落となる。そして7月フィラデルフィアFedビジネス見通しサーベイが9時に発表となる。コンセンサスは若干の上昇。

金曜日には6月CPIが7時半で、コンセンサスは若干の下落(-0.1%)8時55分には6月ロイター・ミシガン大学消費者センチメントインデックスで、コンセンサスは若干の下落。

そして今週には6月鉄道交通レポートとLA港湾交通レポートが発表されるだろう。