TIC

投稿者: whitegru3

昨日対米証券投資(Treasury International Capital System)/ネット長期TICフロー6月の分が財務省から発表された。

レポートによると海外からの米国国債売買差し引き額(Domestic Securities Purchased, net)が過去2ヶ月でかなり減少しています。内訳は政府機関以外の外国投資家と海外政府機関。6月には売買差し引き額で、外国人投資家に16.6Bln、海外政府機関に$17.3Blnが購入されているが、3月時の$126.1Blnと$32.7Blnと比べるとかなり減少している。

アメリカ在住の人による、海外の国債売買の差し引き額(Foreign Securities Purchased, net)は過去2ヶ月で$2.4Blnと$10.4Blnとなっており、簡単に言い換えると海外からお金が流れ込んでいることになる。外国からの米国国債に流れるお金(”Domestic Securities Purchased, net”)と、外国国債の取引でアメリカに流れるお金(”Foreign Securities Purchased, net”)を合わせた額が、”Net Foreign Acquisition of Long-Term Securities。

6月には米国国債へ流れるお金がかなり減少しているが2008年7月から2009年1月のときのような売り越しにはなっていない。外国人投資家は$16.6Bln(国債$21.2Bln、エイジェンシー債$13.4Bln,社債-13.4Bln、株式-$4.5Bln)海外政府機関(国債$12.1Bln、エイジェンシー債$4.9Bln,社債$0、株式$0.4Bln) 6月に入り米国債の買いが一段と飛躍していることがわかる。

さて注目の中国だがまだ米国国債の最大保有者として1位の座を保っている。2位が日本である。しかし中国はここへきて過去2ヶ月でこの保有量を減少している。反対に日本は拡大傾向にある。3位の英国も前年6月から右肩上がりで上昇中。この中国だが事実上、米国債を売却しているのだろうか?

ZeroHedgeによると、英国をベースとするDirect Bidder(直接入札)の影に中国口座が潜んでいるという。このようにすると中国のカウンターパーティーとしてTIC口座に現れてこないため英国の政府機関の購入としてか現れこない、これが2009年に英国の米国債保有量が急増した理由とも聞いている。

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