投資がGDPに与える貢献度:先行と遅行セクター

投稿者: whitegru3

下のグラフは4四半期回転で住宅投資、設備、ソフトウェア、非住宅構造からのGDPに与える貢献を示した物である。これは重要な指標としてみている、それは住宅投資が経済を先行する傾向があり、設備、ソフトウェアは同時、そして非住宅構造投資は経済を追う傾向がある。

赤が住宅で、緑が設備、ソフトウェア、そして青が非住宅構造への投資となっている。普通のパターンでリセッションに赤、緑、青の順番で入って出る。

住宅投資は2010年第3四半期でGDPのマイナス要因となっている、してそして4四半期の回転の平均でもマイナスである。

住宅投資は新築住宅建築の衰えでマイナスの影響を与えている、そして中古住宅販売件数の数が急減しているからでもある(不動産の収益も住宅投資に含まれている)

設備、ソフトウェア投資は5四半期連続でGDPに大きなプラス要因として影響を与えている。(一致指数)

非住宅投資からの影響は第3四半期には若干プラスだったが、石油、ガス投資がプラスの要因になったと考えられる、そして、ホテル、モール、オフィス投資は再びマイナスとなった。通常、非住宅投資は経済回復の一番最後になる。

重要な先行セクター、住宅投資は今回の経済回復では遅れを取っている、それは既存の巨大な過剰在庫によるものである。通常は住宅投資が経済回復の初期の段階で雇用とGDPの成長に与える強い要因であるが、今回ではないそしてこれが理由で経済回復がこれまで活気がない。

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